PowerGUI 及び PowerGUI Script Editor は、C# の region ディレクティブによるアウトライン機能と同じ機能を備えています。
つまり、
#region function Hoge
function Hoge
{
return "Hoge";
}
#endregion
って書けば
function Hoge
って感じに折りたたむことができます。
あと、単に { と } によるブロックにもアウトライン機能が働きます。
PowerGUI ( 囚人のジレンマな日々 )
PowerGUI Community
PowerShell の GUI 環境だそうです。素晴らしい。
まだちょっとしかいじってませんが、簡単に紹介してみます。
PowerGUI には、PowerGUI と PowerGUI Script Editor の二つのツールが含まれています。
PowerGUI Script Editor は、名前の通り PowerShell スクリプトのエディタです。コードの装飾、インテリセンス等がサポートされています。書いたスクリプトは、保存しなくても PowerShell のスクリプトファイルとして実行することができます。 ( 一時ファイルとしてどこかに保存されているかもしれませんが。 )
ただ、変数に格納したオブジェクトのメンバーに対してはインテリセンスがサポートされていないので、そこは少し残念ですが、まぁしょうがないかなと。 ( PowerShell のコンソール上での Tab キーによる補完機能ではサポートされていますが、あれは動的にリフレクションで取得していそうですね。 )
あと、[ File ] - [ PowerShell Libraries... ] メニューにて自作のスナップインを簡単に利用できます。
PowerGUI は、表形式のデータを一つのノードとし、そのノードをツリー形式で展開します。ノードは PowerShell スクリプトで作成されており、自作も簡単にできます。もちろん PowerGUI 上で直接自作できます。その際は PowerGUI Script Editor と同じくコードの装飾やインテリセンス等のサポートが得られます。
また、ノード上のデータを XML ファイルに出力するといった操作も PowerShell スクリプトで作成されており、これも自作することができます。
PowerShell で簡単に拡張可能とは中々面白いですね。
更に、こういった PowerGUI 用のスクリプトが、PowerGUI Library という形で公開されています。拡張子 .snapin のファイルとして作成されており、PowerGUI にて、コンテキストメニューの [ Import... ] から簡単に追加することができます。
PowerGUI、いじり甲斐がありそうですね~